幸せな人生を望むなら、お金とか仕事よりも、人間関係を充実させることにコミットした方が良いらしい。
#グッド・ライフ
人間関係に大きな不安はないとはいえ、内向型の引っ込み思案としては、「充実させる」というところに自信をもてません。
故に、「人間関係以外の方法はないか?」を探したり、覚悟を決めて「コミュ力を上げる方法」なるものを調べてきた結果、興味・関心はこのような記事に行き着きました。

とはいえ、人生という長い旅路を共に生き抜く仲間については、たくさんいればいいってもんじゃない。
充実した人間関係には、それなりのコスト(時間とかお金とか)をかける必要がありますから、必然的に人数はしぼられる。
ありのままでいられる親友レベルの仲間は、伴侶を含めて5人程度であり、たまーに合っては情報交換するような友達は、15人くらいに留まるとのこと。
#なぜ私たちは友達をつくるのか
そうなると話はシンプルで、自分の弱さをさらけ出せる人間関係が築けてたのであれば、継続して大切にしていけばいい。
そのような答えを導き出したところで、本記事は、「仲間とより良い関係を継続していくために忘れずにいたいこと」を書き留めます。
親しき中にも礼儀ありを忘れぬよう、心にも留めておきましょう。
▼相手の気持ちなんて分からない
前提として、覚えておきたいことは、
「人間は、相手の気持ちを推測する精度が驚くほど低い」
ということ。
シカゴ大学のニコラス・エプリ―教授の研究によると、「正確に相手の気持ちを推察できる確率は配偶者ですら35%に留まる」とのこと。
親友でも30%ということですから、出会ったばかりの他人の気持ちを推察したり、嘘を見抜いたりすることはほぼほぼ不可能。
しかし、肝心の自分自身は、その事実を分かっていない場合が多い。
分かっていないどころか、調査によると「自分は、相手の気持ちを分かっていると思っている人が8割を超えてくる」のですよね。
この”分かったつもり”は、長期的な人間関係の充実にマイナスとなることは間違いありません。
時間を重ねたからといって「全てを分かっている」という安易な判断はしないようにしたいものです。
▼「分かりたい」と思うことの大切さ
「分かっているつもり」が人間関係の崩壊につながる可能性に触れたところで、そうならないための対策も紹介します。
なんと、相手の気持ちを推察する力を高める方法があるのです。
それが、
「『分かりたい』と思う気持ち」
なのです。
共感力の記事と同様の結末に辿りつくのですが、どうやら、私たち人間は、「相手に興味をもって関わろうとする」という意識が、相手の気持ちを推察する力を高めてくれるというのです。
確かに、コミュ力を高める方法でも、「まずは相手に興味をもつこと」が語られますものね。
長年連れ添った仲間とは阿吽の関係が築ける場合もありましょうが、出会い立ての方が、「この人と仲を深めたい」という気持ちが働き、相手の言動や表情の変化と真剣に向き合ったはず。
まさに、この「相手に対する意識」が、普段は省エネモードで怠けている脳を開放し、気持ちを推察し、共感力を働かせる一助となるのです。
▼気持ちを読み取りやすくする方法
おまけとして、相手の気持ちを読み取りやすくする方法も紹介します。
その方法は、ずばり、
「相手にたくさん話をしてもらうこと」
に尽きます。
気持ちの読み取り精度を上げるためには、どうしても、複数のヒントが必要になります。
言動はもちろんのこと、表情や身振りがヒントになることは言うまでもありません。
ということは、なるべくたくさんのヒントを収集するために、相手に話をしてもらうことは必須。
冒頭で、基本的に相手の嘘を見抜くのは無理と書きましたが、嘘を見抜く精度を高める方法も、なるべく相手に話をさせて、矛盾点を突くのが王道。
#そのような事態にならないことを願う
ちなみに、たくさん話をしてもらうことが前提になるので、話題選びにはこだわった方が良いでしょう。
今日の天気というテーマで話し続けてもらうのは至難の業ですからね。
こんな話題を相手と共有することで、ヒントを引き出せるかもしれません。

▼まとめ
本記事では、「人間関係を充実させたいのなら、相手に興味をもつことが大切だよ」という内容をまとめました。
親しいからといって”分かったつもり”になることを避けると同時に、「相手も常に変化している」という視点も大切。
もちろん、自分自身も、置かれた環境の変化に合わせて変わっていますからね。
いつまでも同じ接し方に固執するのではなく、相手の「今」を知りたいと願うことで、より良い関係が維持されていくはずです。
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