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仕事の「やる気」を奪う5つのこと

人生も折り返し地点を通過し、自分のキャリアを思い悩む日々。

漠然と「仕事って何なんだろうなぁ?」なんて考えていたのですが、もやもやしているだけではメンタルに悪いので、その答えになり得る情報をメモ。

「仕事」というと、命の時間の大半をかけて取り組むもので、お金はもちろんのこと、達成感とか喜びを得られる反面、ストレスのような望んでいないものとも深く関係しています。

ただ、ストレスというのは一概に悪者でないことは有名な話。

少し前に「FIRE」なんて前向きなリタイアが流行りましたが、日銭を稼ぐ必要のない大富豪も最終的には仕事を始める。

その裏には、人間としての根源的な欲求を「仕事」というコンテンツが満たしているということなのでしょう。

そんな前提を踏まえたとしても、苦しく働くのは嫌だなーということで、この研究に辿り着いたのです。
この研究

この研究では、

10の異なる職業に就いている135人の人を対象に、仕事のモチベーションを高める要因とモチベーションを破壊する関わり方

について調べてくださいました。

ということで、何かしらの役に立つことを願ってシェアします。

子どもバージョンはこちら👇

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「子ども」の「やる気」を奪う5つのこと 前回の記事で、「仕事のやる気を奪う5つのこと」をシェアしました。 https://grit-l-s.com/2025/03/03/%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%81%ae%e3%80%8c%e3%82%84%e3%82%8b%e6%b0%...

有意義な仕事、5つの要素

ますは、大人視点。有意義な仕事ってどんな要素があるの?って内容です。

この研究では、

①自己超越
②感情
③意義のあるエピソード
④想起
⑤個人の捉え方

こんな5つの要素が関係するみたい。

以下、ざっくり説明。

①自己超越

仕事とか役割が自分だけでなく、他人にとっても重要であるという認識

自分の仕事が「だれかの」とか「社会の」、「環境の」、「未来の」役に立っていると実感することで有意義さを感じるのです。

・病院の清掃員に「あなたたちが患者の健康を支えている」と価値付けたことで、モチベーションがアップした。
・大学の寄附を募るテレアポの人に、「大学生が寄付金を使ってどれだけ助かっているか」という具体的事例と感謝を伝えたところ、電話の回数だけでなく集めた寄付金も増えた。

 なんて研究もありますからね。

②感情

「仕事」といえば、「辛い」とか「めんどくさい」、「我慢」、「根性」みたいなイメージは拭いされません。

 しかし、「簡単」で「楽」な仕事だけでは、安心感はあれど、有意義さは実感できないことが分かっています。

 どうやら、仕事でやりがいを獲得するには、複雑で不快、そして不確実性のような適度なストレスが必要になるみたい。

 もちろん、ストレスが度を超すと命に関わるので注意。

 ただ、ずっと同じことをしているよりは、自分のスキルでギリギリクリアできるような仕事に力を注ぐ方が仕事のやりがいは高くなるみたいです。

③有意義さエピソード

自分が選んだ仕事ですから、四六時中やりがいを感じていたいもの。

しかし、やりがいは、一貫して感じるのではなく、散発的に生じているということが、この研究から確かめられました。

 むしろ、仕事の有意義さは、仕事のピーク時に感じるものであって、それほど日常茶飯事ではないみたい。

 たまーに、獲得できる有意義さ実感チャンスを期待して仕事に励みましょーということですね。

④想起

 想起とうのは、③のエピソードを思い出した時に得られる有意義さのこと。

 どうやら、仕事の有意義さというのは、その瞬間だけでなく、「振り返ってみて価値を見出す」ような性質もあるみたい。

 確かに、その瞬間は辛く苦しかったとしても、振り返ってみたら「あの時の経験があるから今があるよなぁ」と思えることもある。

 人生はロングゲーム。

 現在の結果が、未来の自分にとってどのような有意義さをもたらしてくれるのかなんて確かなことは分からないのです。

 とりあえず、「やっときゃよかった。」という後悔にならないようにしたいもの。同じ失敗でも、「やらなかった失敗」からは、価値を見出しにくいですからね。

📘おすすめ本
#ロングゲーム

⑤個人の捉え方

その人が抱く感情は、その仕事そのものの評価に直結するみたい。確かに、同じ出来事でも、「どのように見るか」によって180°変わってきますから。

他者評価如が良好でも、本人が仕事のネガティブ面にばかり着目していたら、有意義さは失われる。

幸福度が高くなる性格として「楽観性」があるくらいですから。

瞑想などの手段でメンタル強化し、仕事の見方を変えることも必要なのかもしれませんね。

やりがいを奪う5つのこと

有意義な仕事について視点をもったところで、逆に有意義さをぶち壊す5つの条件についてご紹介。

①目的崩壊
②「当然」扱い
③不公平
④関係性
⑤心身のリスク

どれも、あー。という項目になっていますが、意識しないとやってしまいがちな内容となっております。

ちょっとだけ付け足します。

①目的崩壊

・職人が材料費をケチれと言われる。
・大学教授が利益や訴訟回避を優先させられる。
・看護師が、ベッドスペース確保のために担当患者の早期退院を命じられる。

ここで言う無意味さとは、自分の仕事に対して自分なりの価値観(より良く働こうとする意識)をもっているにも関わらず、組織や権力によってその価値観を破壊された場合を意味します。

②「当然」扱い

・長時間努力しても「仕事が遅い」と言われる。
・仕事を受けても感謝されない。

やはり、感謝って大切なのですよね。

もちろん、感謝を目的に行動している人ばかりではないでしょう。

しかし、他者のために進んで行動したことが、「それ位当然だよね」扱いされたとしたら、残念な気持ちになるのも分かる。

よほどの強メンタルでないと、次も同じような行動をしようとは思わないしょう。

忙しさにかまけて「支えられている」という気持ちを忘れないようにしたいものです。

③不公平

・プロに対して無報酬で仕事を依頼する。
・「仲間だから」という理由で我慢させる。

不公平な扱いとは、人によって態度を変えるというだけではありません。(それも十分やりがいを削ぎますが)

例に挙げたように、「知り合いだから」という理由で、プロの仕事を割り引いたり無料にしたりと、相手の立場を低く見るような扱い方は、やりがい搾取につながりますので注意です。

④関係性

・仲間、同僚からの心理的距離が離れている。
・価値観を共有することなく個人プレーに走っている。

仕事の有意義さは人間関係に左右されるというのは有名な話

子どもたちには、給料よりも人間関係の良さに注意しろ!と教えてあげたいです。

ある研究では、職場に親友がいるかいないかは、数百万円相当の違いになるなんて調査もありますからね。

ついつい仕事=給料という判断になりがちですが、それよりも、

・やりがい
・人間関係
・福利厚生
・通勤距離

みたいな視点で選んだ方が、長期的に見ればメリットになります。

ということで、円滑な人間関係がなく、ギスギスした職場に身を置くことで、やる気が減退していきますので、注意です。

⑤心身のリスク

・適切な装備なしに派遣される兵士。
・乱暴な患者と二人きりにされた看護師。

メンタル問題も大切ですが、物理的な危険性のある職場もやる気を減退させます。

考え方としては、自分のことを大切に思ってくれていないという不信感でしょう。

世の中は、みんなで分担して回す構造になっているので、危険な仕事も誰かが担わないといけない。

その危険さとか、現場に向かう人のリスクなどを考えてくれていないと、さすがにモチベーションも下がってしまうのでしょう。

組織として「有意義さ」を高めるには?

①あなたの組織は、何に貢献しますか?

②あなたの組織は、その目標をどのようにして達成しようとしていますか?

③その目標の根底にある価値観はなんですか?

というような質問に対する答えを組織で共有し、共通の目標に向かって進んでいる感を出すことで、有意義さは醸成されます。

日々、忙しくしていると「目的」って蔑ろにされがちなのですが、しかし、ふと迷った時に自分の方向性を確認したり、自分以外の仲間が同じような努力をしたりして支えてくれる場面を見たりすることで、有意義さは高まるのでしょう。

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