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メタ認知計測テスト(MAI)

「自分の認知について認知する力」のことをメタ認知と言います。

人生における様々な問題解決に役立ちますから、ぜひとも高めておきたいところ。

ただ、レベルアップするためには、まずは現在地を知る必要があります。

ということで、メタ認知計測テスト(Metacognitive Awareness Iventory)をご紹介。

52の文章で構成されている定番のテストでございます。

質問に答えることで、認知の「知識」と「調節」について知ることができます。

ちなみに、「認知の知識」とは 自分の学習にどのようなものが影響するのかを認識し、状況に応じて、自分にとって最適な戦略を選ぶ能力のこと。

そして、「認知の調節」とは、 効率的に学習するために、最適な目標と計画を組み立て、進み具体をモニタリングしつつペースをコントロールする能力でございます。

メタ認知の力を存分に発揮するためにも、まずは現在地探しから。

ぜひとも、チャレンジしてみてくださいね。

メタ認知計測テストにチャレンジ‼︎

以下の52の質問に6段階で答えてください。

1:全くあてはまらない
2:あまりあてはまらない
3:ややあてはまらない
4:ややあてはまる
5:だいたいあてはまる
6:とてもよくあてはまる

    1. 課題に取り組んでいるとき、目標に向かっているか定期的にチェックしている。

    2. 問題に答える前に、複数の答えを検討している。

    3. 過去に上手くいった方法を試している。

    4. 学習のために十分な時間をかけるようにしている。

    5. 自分の得意なこと、不得手なことを分かっている。

    6. 課題を始める前に、その課題が本当に目標達成のために必要かどうかを考えている。

    7. テストが終わった時点で、テストの出来具合を判断できる。

    8. 課題を始める前に、具体的な目標を設定している。

    9. 重要な事柄が出てきたときは、ペースを落として課題に取り組んでいる。

    10. 何かを学ぶためには、どのような情報や知識が重要かを知っている。

    11. 問題に対して考えられる選択肢を全て検討したかを自問している。

    12. 整理されていない情報を整理するのが得意である。

    13. 重要なことに対して意識的に注意を向けている。

    14. どのようなやり方が有効か、十分に考えてから課題に取り組んでいる。

    15. テーマについて何らかの知識があるときの方がよく学べる。

    16. 学ぶときに、教える人がどんなことを自分に期待しているかを理解している。

    17. 情報を記憶するのが得意である。

    18. 状況に応じて、異なった戦略を使っている。

    19. 課題が終了した後に、もっとより良い方法がなかったか振り返っている。

    20. 自分がより良く学べるように自らをコントロールしている。

    21. 課題の中の重要な関連性を理解しようと、繰り返し振り返っている。

    22. 課題に取り掛かる前に、必要な道具や材料が揃っているか確認している。

    23. 課題を解決するときや問題を解くときは、複数の方法を考え、一番良い方法を選んでいる。

    24. 課題が終わったら、自分が学んだ内容を要約している。

    25. 分からないことがあるときは、誰かに聞いている。

    26. やる気が出ないときも自分自身をやる気にさせることができる。

    27. 学ぶとき、自分がどんな戦略を使うのかを意識している。

    28. 課題に取り組んでいる最中も、自分のやり方が上手くいっているか分析している。

    29. 学ぶときの戦略として、苦手なことを得意なことでカバーしている。

    30. 新しい知識や情報について、その意味や重要性に注意を向けている。

    31. 情報や知識をもっと分かりやすくするために、例題をつくっている。

    32. 学んだことをどれくらい理解しているか正確に判断することができる。

    33. 学ぶとき、あまり考えなくても適したやり方で学んでいる。

    34. 意識的に立ち止まり、自分の理解度を確認している。

    35. 自分が用いる戦略が、どのようなときに最も効果的なのかを分かっている。

    36. 課題が終わった時点で、自分の立てた目標の達成度を評価している。

    37. 学ぶとき、自分の理解を助けるために、絵や図表を描いている。

    38. 課題や問題が解決した後、全ての選択肢を検討したかどうかを振り返っている。

    39. 初めて聞く情報や知識は、自分の言葉に置き換えている。

    40. 理解できないときには、やり方を変えてみる。

    41. 自分の理解の助けとなるよう、テキストの構成や目次を利用している。

    42. 課題を始めるとき、説明をよく読み、理解してから始めている。

    43. 読んでいることが自分の知っていることと関連しないか考えながら読んでいる。

    44. 混乱したときには、今までの考えを白紙に戻して、新たに考え直している。

    45. 目標を十分に達成するために、段取りや時間配分をしている。

    46. 自分の興味があることについては、より深く学ぶことができる。

    47. 課題をより細かいステップに分けてみる。

    48. 課題に取り組むとき、個々の事柄よりも全般的な意味に注目している。

    49. 新しいことを学んでいるときも、どれくらい上手くできているか自分でチェックしている。

    50. 課題が終わった時点で、できる限り学んだかどうかを振り返っている。

    51. 課題を中断し、はっきりしない新しい情報や知識を考え直している。

    52. 読んでいて分からなくなったときには、中断して読み返してみる。

    結果の使い方

    回答が終わったら、全ての得点を合計してみてください。

    だいたい180点を超えるようでしたら、平均よりも高めだなぁと判断できます。

    さらに、質問項目別の得点を合計し、平均を出すことで、もう少し詳細なメタ認知特性をはかることができます。

    より詳細に得点化することで、学習における戦略を立てる助けとなるでしょう。
    (平均点が3.5以上であれば、取り立てた弱みとはならないはず)

    宣言的知識

    質問番号:5.10.12.16.17.20.32.46

    ・学習者としての自分のスキルや能力、学びたい事象の事実を把握する能力。

    ・プレゼン、デモンストレーション、ディスカッションによって知識を獲得できる。

    手続き的知識

    質問番号:3.14.27.33

    ・決まった手順やプロセスを完了するために、状況に応じた戦略を使って適用する能力。

    ・仲間との協働学習を通して新たな知識を獲得できる。

    条件付き知識

    質問番号:15.18.26.29.35

     ・特定の状況でしか使えないスキルを判断できる能力。

    ・シュミレーションを通して、知識を獲得することができる。

    計画力

    質問番号:4.6.8.22.23.42.45

    ・学習を始める前に目標・計画・リソース配分を考えられる能力。

    情報管理力

    質問番号:9.13.30.31.37.39.41.43.47.48

    ・情報を効率的に処理するために、正しい戦略を使うことができる能力。

    理解度モニタリング

    質問番号:1.2.11.21.28.34.49

    ・自分の学習法が適切かどうかを評価する能力。

    修正能力

    質問番号:25.40.44.51.52

    ・自分の理解度や誤りを適切に修正できる能力。

    評価力

    質問番号:7.18.24.36.38.49

    ・学習後に自分のパフォーマンスと戦略が正しかったのかを分析する能力。

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